亀カメ日記

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魔法の水着(レーザー・レーサー(LR))

今回のオリンピックで一躍有名になった「レーザー・レーサー(LR)」。
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各国の水泳代表選考会で、この水着を着た選手達が世界記録を続出しました!!

今大会でも2冠を取った北島選手やここまで6冠を取っているフェルプス選手など
多くの有名選手が着用しています。


「レーザー・レーサー(LR)」は、なぜここまですごいのか?


素朴な疑問ですが。。。ちゃんと理由がありました。

この水着を開発したのは「SPEEDO(スピード)社」(イギリス)ですが、
従業員はわずか200人程度だそうです。

開発責任者ジェイソン・ランス氏は、TVの取材にこう答えました。

「この3年間、他のどこよりも私たちはやってきた!!」

この後のインタビューを聞いていて、びっくりしました!!!
「発想の転換」が、勝利への鍵だったことが伺えます。

--LRの秘密--

質問者      :「LRの秘密は?」
ジェイソン・ランス:「摩擦抵抗を減らせば速くなるんだ!!」
質問者      :「なるほど。それでどうすれば?」
ジェイソン・ランス:「摩擦の事は、摩擦の専門家に聞けばいい!!」
質問者      :「摩擦の専門家とは?」
ジェイソン・ランス:「世界一の摩擦の専門家は「NASA」だ!!」
           「それでNASAと共同研究したんだ!!」

質問者      :「そうですか。決め手は何だったんですか?」
ジェイソン・ランス:「NASAの人に教えてもらったんだ。」
           「固いスパゲティだよ」
質問者      :「固いスパゲティ???それはどういう意味ですか?」
ジェイソン・ランス:「選手を固いスパゲティにするんだ!!」
質問者      :「???」
ジェイソン・ランス:「沸騰した鍋の中で柔らかくなったスパゲティの中に固い1本を
            落とすとスーッと進むだろ。」
質問者      :「はい」
ジェイソン・ランス:「これと同じ原理なんだ。」

要するに、
  1、水を吸収しないと水着は重くならない。
  2、固くした方が抵抗が少なくなる。
                ↓
「水を吸わないポリウレタン製皮膜を使うなどしてシドニー五輪の時よりも、
  表面抵抗を24%減らしたんだ!!」

「胸や腹を締め付けて直線に近いストリームラインを実現し、全体として
  水中の抵抗を10%減らすことができた!!」


--開発に要した時間と費用は-- 
 
「LR開発に着手したのは2005年5月。極秘裏に世界のトップスイマー50人の協力を
得て、ニュージーランドの大学で1000時間の水流実験と、米航空宇宙局(NASA)で
数百時間の流体実験を繰り返した。オーストラリアや米国の研究機関でも生物力学などの観点から検討を加えた。
正確な額はいえないが、数百万ポンド(1ポンドは約210円)は使った」

一朝一夕では、出来ない努力と苦労があったんだな~。

そんなに速くなるなら誰でも試したいもんですが。。。
でも、一般の人が着るのはちょっと無理かな?

なぜかと言うと。。。

「着るのに15分、脱ぐのにはそれ以上の時間がかかり、
『それだけで疲れてしまった』」とある選手のコメント。
フルスーツは一人では着れないらしい!!!

体を強く締め付けるタイトな作り、
「驚くほどの薄さで、その感触は水着というよりストッキングかタイツのよう」だそうです。

〓かめかめ〓
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by mas0701 | 2008-08-16 10:30 | すごい